萩錦酒造「一反の田んぼから」
農薬不使用 きぬむすめ使用
静岡では少数の酒蔵のみが続けているという手間のかかる生酛づくりで、ひとつひとつ丁寧に仕込む酒蔵、萩錦酒造。縁があり、実際に田植え作業をしに南伊豆へ足を運んでくれました。粘土のような足が抜けづらい土壌に素足で入り、酒蔵が田植えをするところから始まった「一反の田んぼから」はすっきり、くっきり、着飾らない味わい。
杜氏の友人の画家・角谷沙奈美さんの絵をあしらい、感覚で伝えるパッケージに仕上げました。
ー酒蔵よりー
酒米以外での製造や90%の低精白でのお酒造りも初めてでした。生酛造りでのより深い味わいを愉しめるように製造しました。角谷さんの言葉、「私は日常の中からテーマを拾い、制作しています。個々の小さな世界の連続が、外の大きな世界を作っているのならば、集団の中で埋もれてしまう個人的な些細な出来事や経験の中に、世界の根源のようなモノを見つけられるのではないかと思っています。」という言葉を、このお酒に触れることで、また作品を眺めることで、体内に取り込むことで考えを巡らせてもらえたらと思います。
2023年収穫分より製造
2024年 初出荷
アルコール:15度/容量:720ml
販売場所:湯の花直売所にて800本限定販売